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海外で働く

海外で薬剤師として働くには

日本における薬剤師の地位は、医療制度が異なるという理由によってアメリカと比べるとまだまだ低く、平均年収も大きく異なります。
薬剤師は日本においてももちろん重要な役割を担っていて、やりがいも感じることができる仕事ですが、より高い評価を得たい、よりよい環境に身をおきたいというキャリアアップを目指す薬剤師の方もおられることでしょう。

しかしながら、日本の薬剤師の国家資格を持っているからと言って、簡単に就職できることはまずありません。
薬剤師という資格は、各国毎、あるいは各州毎に決まりがあり、新たにその資格をとる為に勉強をする必要が出てきます。
アメリカを例にあげると、外国人薬剤師を対象としたテストを受験して合格し、各州で定められている実務実習を修了すること、アメリカの専門大学院で薬剤師養成課程を修了すること等があります。

また、カナダの場合では、国家試験を合格して、さらに州の試験にも合格することが求められます。
新たに資格試験を突破しなければならないという難関が立ちはだかりますが、何より大きな壁となるのはその国の語学力があるかどうかになります。
例にあげたアメリカやカナダでは英語ですが、韓国では韓国語であり、その国の言葉で出題されますので、語学力がなければ試験そのものを受けることもできません。

また、語学力をつけて、試験にも合格したとしても、薬剤師に限らず、海外で働く場合には「ビザ」の問題があります。
海外で雇用されるには「労働ビザ」が必要となり、通常、雇用主に証人となってもらって申請をし、申請が通ってはじめてビザを取得して働くことができます。
書類不備や、この仕事は国内の人材で補充できると判断されると却下される可能性も多々あります。

海外での薬剤師の活躍の場

先述した段階を経て、ようやく海外で薬剤師として働くことができますが、実際には、多くの薬剤師の方が海外で活躍しています。
最初から日本で薬剤師の資格をとってから渡航するのではなく、目的国で勉強しながら資格をとる方法であれば、より資格取得への道が開ける可能性があるかもしれません。

海外で薬剤師の経験を積みたいと考えるのであれば、青年海外協力隊、国境なき医師団のような、薬剤師を必要としている海外での活動に参加するという方法もあります。
他にも、医療スタッフとして薬剤師のボランティアを募集しているところがある可能性がありますので、海外で薬剤師として医療に関わりたいと希望するのであれば、いろいろ調べてみるとよいでしょう。
海外で働くことは簡単ではありませんが、キャリアアップを目指す、あるいは、世界の医療現場を見てみたいという方はきちんと現実的な計画とリサーチ力がポイントとなります。